私立進学を考える時に進学率を見たほうが良い理由
あなたは大学生になった時のお子さまを
イメージすることが出来ますか?
10年以上先の話なので、
ちょっとイメージしずらいなぁ…と
思うかもしれませんし、
または、
●●大みたいな所で楽しくキャンバスライフを
過ごしているかも…と
具体的にイメージ出来るかもしれません。
今日はまだ少し先の大学生になる前の話にしについて、
興味深い記事があったのでここでシェアしたいと思います。
結論からお伝えすると、
我々が進学を考える時、
よく次への進学率を気にするかと思います。
●%の学生が●●大学に行く等です。
それを指標にして、大学を選ぶことは
とても一般的だと言えます。
しかしながら、入った学生がどう卒業したか、
について学校選びの時に意外と
チェックしていないのでは?と思います。
具体的にいうと、
あなたは大学に卒業率という
数字があることをご存じですか?
シェアさせていただきたいブログ記事は
こちらです
↓↓↓
【卒業率】とは
文字どおり、入学した大学の何割が4年、
または医学部系だと6年で卒業したか?
の数字になります。
大学試験に合格したから、
そのまま全員がストレートに卒業するとは
限らないということです。
しかし、卒業率が100%じゃないから
ダメな大学、学生とは簡単には言えないです。
例えば、
少し古いデータですが、平成27年度
東京外国語大学言語文化学部では
4年間で卒業したのは、46.15%でした。
これは1年間、海外留学しているからと
下記の調査票に書かれています。
http://www.tufs.ac.jp/documents/abouttufs/public_info/rep_kyoiku_28.pdf
つまり学科によっては、
4年生の大学だけれど、
5年以降大学に行く可能性はあります。
これはポジティブな理由ですし、
親としては行けるなら、
ぜひ海外留学してほしいと思う方も
多いのではないでしょうか?
しかし、
気をつけないけないのは
理由が分からないけれど、
卒業率が他と比べて低いケースです。
今、幼稚園・小学生のお子さまをお持ちの保護者さんであれば、
大学選びには時間がかなり先の話ではあります。
また、
その頃には大学の状況もガラリと変わっていると思います。
ただ、その時には大学の名前、偏差値、就職の実績、
だけではなく、そもそも卒業しているのか?
についても我々は知っておく必要があります。
この観点で大学を見るのは、
役に立つかと思います。
もし、
お近くに大学進学を考えているお子さんの保護者さんが
いらっしゃいましたら、「卒業率」も見たほうが良いよと
お伝えいただければと思います。
あと、私立小学校~高校のエスカレートを
考えられている方は
この考えは応用できるかと思います。
何かというと、私立小学校に入った生徒が
どれぐらい付属の中高を卒業したか?です。
多くの私立小学校は中高併設ですので、
その指標も私立小学校選びになると思います。
最低でも6年間、
中高あわせて12年間お世話になる学校です。
定量的な面からも判断することは、
とても大切です。