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★急がば回れ! 暗算への近道とは??★

花城 康貴

こんにちは!

チャイルド・アイズのインストラクター杉本です。

今回は、頭の体操から始めましょう★ ※暗算で‼

①10,000-467=

②456×9=

何秒でできたでしょうか?10秒ほどでしょうか(笑)

どのように暗算しましたか?ケタ数の多い掛け算は??

やっぱり、そろばんを習っていないと暗算ってできないのでしょうか・・・いえいえ、複雑な計算をすばやく暗算するコツはたくさんあります!

暗算ができるようになるには「計算」に対する考え方を少し変えてみるだけでいいこともあります。頭の中で計算するのでなるべく簡単にやりたいところ。転換的思考力を使い、「工夫すること」が必要です!

この「工夫すること」ができるように、自分で物事を操作する経験を幼児期から重ねていくことが大切です。

先日の年少さんのレッスンのでも、「数」を操作する取組みを行ったのでちらり★

★年少さん(Tコース)レッスン『数を操作する!』★

先日、「数のシーソー」という年少さんのカリキュラムで、“数を分ける” 取組みを行いました。

2台のトラックに同じ数の荷物を乗せましょう。

右のトラックには「4」が乗っています。

左のトラックには、荷物を2つに分けて、乗せましょう!

いくつといくつで同じ「4」になるかな??

(その後、5・・・10までの数でも取組み、いろいろな分け方をみつけていきましたよ!)

数字を具体物のおはじきに置き換えて、自分で動かす経験をたくさんすることで『数を操作』できるようになっていきます!これが頭の中でできるようになるとことが「暗算」です。この時期は焦らず急がず楽しく具体物をたくさん動かしていきます。(この過程を踏まずに計算ドリルに走ろうものなら…暗算どころか、算数嫌い…勉強嫌いになってしまう危険性大なのです!)

特にこの “数を分ける” 取組みが、暗算のコツのひとつ(工夫すること)につながっていきますよ!

最初の頭の体操の問題に戻ってみると、

①10,000-467 も“数を分ける”ことで、とっても簡単にできてしまいます。

10,000を、「9,999と1」に分けると・・・繰り下がりの必要がなくなりグッと簡単になりますね。「(9,999-467)+1=9533」ってことです!

②456×9はどうでしょうか?? 学校で習う筆算を頭の中で行うことは難しいですよね…なのでここでも“数を分ける”とやりやすくなります。たとえば「400×9+50×9+6×9」と計算していくと、最後に出た答えをすべて足して、導けます!

こうなると、工夫することがだんだんおもしろくなってきませんか??

公式やルールを覚えるだけではなく、『自分で工夫できる!』という強みをぜひお子さまにプレゼントしてあげたいですね!

 

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この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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