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大学入試改革から見る今やっておくべき3つのこと

花城 康貴花城 康貴

2月は大学入試の季節でした。
大学入試といえば近年、英語の試験方法が
変わるor変わらないと二転三転したことが記憶に新しいかと思います。

既にこれを読まれている方は、
大学入試が改革されていることは
ご存じかと思います。

今日はその背景と実際のリサーチから見た
日本人学生の課題にフォーカスしたいと思います。

結論

OECD加盟国の中では、日本は高い学力を維持している。

後述のPISAショックからは順位を上げている
⇒脱ゆとり教育は意味が一定の価値があった?

自分で表現する力が課題

直近、2018年の調査から分かることは、
情報を探す・評価すること、熟考すること、
ならびに自由形式の記述で根拠を示しながら
自分の考えを他者に伝えることが世界全体で
見れば苦手は範囲と言えそう

⇒考える力、表現する力を伸ばす

読書好きは読解力との関係性が高そう

「読書が趣味の1つである」の割合がOECD加盟国の中では、
日本は多く、それが高い読解力に繋がっていると考えられる。
つまり、読書好きは読解力向上に繋がる可能性が高い。
⇒子どもを読書好きにすることには価値がある。

大学入試改革が行われた背景

2003年、経済協力開発機構(OECD)が15歳を対象した
国際学習到達調査│PISAで日本のランクが急落しました。

日本の読解力が前年、2000年と比較し8位⇒14位、
「数学的応用力」は1位から6位に急落、
PISAショックと呼ばれ「脱ゆとり教育」を加速させるエビデンスとなりました。

そのため入試おいても、社会や大学で本来必要される学力が問われていないという所から、
入試改革が進み今に至るという流れです。

2018年度PISAの結果
・科学的リテラシー
2位/37カ国
・数学的リテラシー
1位/37カ国
・読解力
11位/37カ国

こう見ると、理数系はTOP、国語がなんで?と思えますね。
特に読解力が低い点が気になります。

なぜ、自由形式の記述を増やそうとしたのか?

入試において自由形式の問題を増やそうとした…が、出来なかった。
ということをご存じでしょうか?

採点の観点で記述形式は延期になるケースが起きています。
自由形式の記述の採点は確かに採点側もかなりコストが掛かるのも事実です。

しかしながら、
それを導入しようとした意図はPISAの結果から分かります。
実際、自分の意図をエビデンスを持って他者に分かるように伝えることは、
社会人のスキルとして必須です。

でも、これは仕事を始めた時から必要!
なわけではなく、
自分が意図する生き方をするためには、
年齢関係なく必要なスキルだと言えます。

だからこそ、
それを15歳のPISAで測りその結果を受けて
日本の大学入試で自由形式の記述が
取り入れられることもごく自然な流れです。

実際、中学入試でもSDGsを題材とした
自由形式の記述問題など少しずつ出てきています。

世界の流れと日本教育の流れ

PISAによると日本の教育レベルは
中長期で見ると平坦に推移していると言えます。

上がるでもなく、下がるのでもない。
何とも指針が示しずらい結果です。

でも、下がっていないことは良いことですし、
社会の流れとして知識偏重から考える力・表現する力に
ウェイトが置かれているのは事実です。

小学生以下の子ども達が大学受験に挑戦する頃は…

仮に小学3年生として約10年後、大学入試はどう変わっているでしょうか?
正直、想像がつきません…。

ですが、
コロナウィルスがきっかけで、タブレット学習、
ひょっとしたら電子教科書と並行して学ぶ
学習環境になっている可能性はあります。

電子教科書については、
ここ数年議論が活発になるので我々は注目しておいた方が良いですね。

まとめ:ポイントは3つ

  1. 読書好きであること
    ⇒近くに本がある、
    親自身が本をよく読んでいる、本に近い環境がまず子どもにあるのか?
  2. 思考力を養う
    ⇒自分で思考する習慣を持つ、正解だけではなく、プロセス、思考を諦めない力を養う
  3. 表現力を養う
    ⇒自身が表現するためには、表現のインプットから。
    文字を読むだけではなく、色々な物を見て、感じること。
    五感を使った右脳的な活動。

特に五感を使った右脳的な活動に
保護者の皆様は意識を置いていただきたいです。

これから季節が春に一気に向かっていきます。
周りの景色がどんどん変わっていくことを
子ども達と一緒に味わっていただきたいです。

春ならではの景色・匂い、春だから味わえる味覚、
春だから聴ける鳥の鳴き声、春だから感じられる日ざし、温かい風など、

日本ではそれらを俳句と仕組みで巧みに表現していました。
なので、今私は子ども俳句にとっても興味があります。
子ども俳句教室に興味がある保護者さんはおられますか?

ぜひ、お子さまと一緒に春を味わってくださいね。
また、コメントもお待ちしています。

PS
PISAの元データをお知りになりたい方は
こちらからPDFが閲覧できます。

PSS
【参考にしてください】受験で最新情報を持つことの大切さとは
https://flow.or.jp/blog/why_parents_have_to_reach_update_infomation

花城 康貴

この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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