アイディアが出やすい人、出にくい人の違い
From:花城 康貴
あなたはアイディアが出やすいタイプですか?
アイディアにはいろんな種類がありますね。
仕事のアイディア、
プライベートの遊び的なアイディア
種類は色々。
あなたの周り中で、
アイディアがポンポン出てくるなぁ
という人っていませんか?
または、
日頃はアイディアが出てくるけど
今日はちょっと出ずらいな…
って経験をされたことはありませんか?
今日は何故そんな違いがあるのか?
この点についてお話していきます。
目次
アイディアはゼロから考えない
”ゼロベース思考”という言葉を聞いたことが
あるかもしれません。
ゼロ、
つまり白紙から考えよう!
という話の様に聞こえますが、
頭がすっからカンの状態から
考えようというわけではありません。
どちらかというと、
先入観・しがらみを抑えて
スタートから考えようという思考法です。
なので、
ゼロといってもそのは背景には
様々な知識・経験が内包されているわけです。
ゼロ知識、ゼロ経験では無い
というところがポイントです。
アイディアを出す上で2つのこと
知識を増やす
まずは情報のインプットが必要です。
これがないと
本当に”ゼロ知識”ベースになります。
私は仕事柄、子ども教育において
詰め込み教育は可か否か?という
議論をよく目にします。
・インプット重視ではなく、思考力だ!
・Google先生がいるから必要ない!
といった話。
私の考えはこうです。
思考力といっても、
ベースの知識がないと思考すらできません。
そのためにはある程度の
知識のインプットは必要。
変わる必要があるのはのテスト”手法”です。
記憶の得意さ選手権ではなく、
どれだけ柔軟な発想が出来るか?を
テストをした方が良いと思います。
では、大人はどうなのか?
社会人の方が子ども達よりよっぽど
インプットが足りていないじゃない?
というのが私の持論です。
色々なジャンルの本を
定期的に読んでいきましょう。
ちなみに新聞は読書になりませんよ。
今では本以外にも
電子書籍やオーディオブックがあります。
インプット手段は沢山あります。
経験値を増やす
私たちはの身の回りには
日々色んなことが起きています。
沢山の経験をしています。
ゲームのドラゴンクエストに例えると
毎分、経験値が溜まっているような状態。
ですが、
ゲームと違って全ての経験が100%
経験値化されていないのが
リアルなところ。
起きた事象を経験値に高い歩留まりで
変えられてているか?です。
起きたコトを血肉に変える方法
オススメは日記です。
人間の記憶は日が経つと驚くぐらい、
適当であり、忘れやすいです。
日記は前日・当日に起きたことを
中心に書いていきます。
私は”ほぼ日”の手帳に毎日書いています。
昨年より始めたばかりですが、
結構いいです。
項目としては以下を書いています。
- 起きた事実、意思決定したこと
- 嬉しい、楽しいと感じたこと
- 失敗したこと、その改善点
- 最近気になっていること etc
あまりフォーマットを気にせず
だーっと記憶と思考を垂れ流す感じです。
でも、これをやっていると
とても頭がスッキリします。
また、四半期の振り返りが
とても容易になるので、経営方針を立てる時にも
とても参考になります。
思考や意思決定のクセが分かりますよ。
得た知識を経験をアイディ化する
結局のところ、アイディアを出すためには
日頃の活動が肝になってくるのですが、
次にそれをどうやってアイディア化するかです。
多面体をイメージしてアイディアを捉える
脳からポンポンをアイディアが降りてくる状態だと
良いのですが、そうもいかない場合どうするか?
思考を多面体の様にイメージします。
16面のサイコロの様な感じでしょうか。
アイディアを出すことは、1面から見ないということです。
上からみたり、下からみたり、
時には引っ張ってみたり。
ちょうどサイコを見た真正面に見た時、
横はどうなっているのか?
裏はどうなっているのか?といった
質問を自身に浴びせる感じです。
超役立つコルブの学習のフレームワーク
これはめちゃくちゃ実践的で、
役に立つフレームワークです。
私はほぼ毎日これを使っているんじゃないか?
と思うぐらいです。
思考するテーマに以下の項目を問い立てします。
自分に聞いてみるわけです。
そうすると、物事の本質が分かり、
次の発想への手がかりが見えてきます。
- Why:何故それは起きた?その背景は?
- What:具体的に何が起きた?
- How:どのように起きた?
- What if:仮に何が考えられる?
役立つリソース
必読の書籍
アイディア関連の書籍は鉄板ものがあります。
今日はそちらをご紹介。
両方ともびっくりすぐらい薄いですが、
中身はレビューを見て貰うとわかりますが、
折り紙付きです。
企画に仕事を任された、
アイディアの出し方が分からないという方は
オススメです。
経営者にとっては、思考の柔軟性をチェックする意味で
とても役に立つ書籍です。ちょっと行き詰まってるかな?と
思ったえら、ぜひ手にとってみてください。
まとめ
コロナ禍だからではありませんが、
新しい商品・サービスを生み出すことは、
集客と同じぐらい大切です。
よい販促手段も、よい商品があってこそ
発揮されます。
柔軟な視点を持ちながら、現代にあった
商品・サービスアイディアを生み出していきましょう。