1つ目の奇跡
前のロンドンに行った話しのエントリーでは、ほとんど買い物については触れなかったけど ちゃっかりSELFRIDGEで春物を買ってました。 今回はY’sから1つ買おうといきこんで行ったんだけど結局買ったのはY’sでもなく、他の日本人デザイナーの服でもなく、Mandarina Duck(マンダリナダック)。 そもそも値段が違いすぎて1つのアイテムで2つ買えちゃうぐらいの差があるんだけど(もちろんマンダリナの方が安い)やっぱ自分のはマンダリナがあってるみたい、好みとして。
で、何が奇跡がと言うともちろん自分が「コレ!!」って服を見つける事ができたのもある意味奇跡なんだが、Oxfordの帰りのコーチでサクっとそのマンダリナの服が入ったセルフリッジのバックを置き忘れて そしてそれが無事戻ってきた事。
そもそもYingの家からOxfordに帰ったあの時、それなりにお酒も飲んでて気持ちよ〜く ロンドンの地下鉄に乗ってたんだけど、Victoriaのコーチ・ステーションに着いてOxford行きのコーチに乗り込んだ頃にはOxfordで待っている自分の成績の事が気になりだして段々酔いが醒めていくが、その反面 不安がぐんぐん大きくなっていった。(同じ日がMSc Examinaiton Board Committee Meetingの日でその日に合否を決めるミーティングを教授達がする)
だから、実際Oxfordに着く90分あまり、コーチの一番前の席に座って進んで行く道を見つめながら放心状態だったのをよく覚えているw
とまぁ ようするに降りる瞬間になってもボーっとしてたわけです。
そしていつもどおり途中下車で家路に着いたわけだけど、そこでやっとセルフリッジバックをバスに置いてきたのを思い出して、走ってバス停に戻るがもちろんバスは行ってしまった後だった。だから今度は市内行きのバスに飛び乗って、コーチを追っかけるために最終停車駅のOxfordのコーチステーションに向かう。
市内はさすがに12時前とあって人もほとんど無く、人もまばら。 ひょっとしたらまだコーチ・ステーションに止まってるかもしれないと思ったので全速力でダッシュ さすがに酒が抜けつつあるといっても中々キツかったね♪
そして、コーチ・ステーション到着 自分が載ってたコーチとよく似た色のバスが止まっていてその中に人がいたのでノックして出てきてもらったが、自分が乗ってたバスはすでにここを去った後で、今は車庫に向かってると教えてくれた。
一応 バス会社に電話で連絡してみたら?とおっちゃんが教えてくれたのでその場で電話するが、車庫にも戻ってなかったのでしょうがなく特徴だけ教えてまた朝電話する事に
この時点であんだけ目立つセルフリッジのカバンと、結構人が乗ってる車内だったから 結構「一度も袖を通さす、俺のマンダリナは逝ってしまったかも・・・」と一人凹みながら家路についた しかももうバスの最終も終わってたので帰りはタクシー とほほ・・・
そして明けて翌日、
9時に回ってすぐに電話するが掛からない 「仕事しろよボケェ!」と一人携帯に怒鳴ったりもするが(心の中で) 少し時間を置いて電話するとちゃんと掛かったので忘れ物として届けられてるかどうか聞いてみた。 だか、その時自分は違う事でも焦っていたので(めちゃくちゃ緊張してた)、電話越しの英語はもうはちゃめちゃだった。
Yas:「Stuffをコーチに忘れたんですけど」
バス会社の人:「スカーフ(Scarf)を忘れたんですか?」
Yas:「Stuff Stuff スカーフじゃないよ T0T (荷物と言いたかったらしい)」
バス会社の人:「え だからスカーフですか?」
というのやりとりを2回ぐらいして、「セルフリッジのショッピングバックだよ!」言ってやっとわかってくれた。 (今から思えばかなり焦ったんだなと思う)
結局、黄色の派手なショッピングバックは無事、忘れ物として保管されていた。 そもそもバスの中で忘れた荷物が帰ってきたぐらいじゃ奇跡じゃないかもしれないけど、こっちでは普通にさっきまで置いてた荷物が忽然と消えたりするので油断はできない。 はぁ 戻ってきてよかった〜〜
PS
ちなみに保管料として50p請求されました サービスじゃないんやね・・・