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なぜ、NLPを学ぶことは子育てで役に立つのか?|NLA

花城 康貴

子育てに使えるNLP

NLPを聞いたことはありますか?

Nuro Linguistic Programmingの頭文字を取ったもので、日本語に訳すと”神経言語プログラミング”となります。
正直、このままだとちょっとわかりずらいので、このままNLP(ネヌエルピー)で話を進めていきますね。

このNLP、自己啓発の世界では王道です。
ビジネスだけではなく、スポーツ子育て、人と関わる全てにおいて活用されるメソッドになります。

NLPの本質は”脳の使い方”にあります。

そしてNLPを体得することは、コミュニケーションの本質を理解しより良い人間関係を構築することにつながります。

実際に本屋さんに行ってもらうと、NLPと言ってはいないけれど…中身はNLP!といった書籍が沢山あります。
子育て本にも多いです。

実際、NLPx子育てでAmazonを検索してみるとこんな結果です。
子育て NLP

結構あります。ひょっとしたら一度は目にされた書籍もあるかもしれません。
※一部、FLOW箕面教室に置いてます

私はこのNLPを数年間学び続けているのですが、仕事、家庭、夫婦関係、親子関係にとても有効だと実感しています。

この学びをこのマガジンを通してわかち合うことで、みなさんの子育てがより豊かに楽しくものになってもらえると、とても嬉しいです。

今日はその中でとても大切なNLPのコアとも呼べる考え方について触れたいと思います。

全ての行動は肯定的意図によって起こる

全ての行動はその人にとっては、役に立っている=肯定的な意図がある。

よくある逸話ですが、デパートでおもちゃを買って欲しい
子ども他がおもちゃ売り場で買って!買って!と寝転がって叫んでいるアレです。

親からすると「勘弁して…」ですが、本人としては買ってもらうためにいたって真面目に自己主張しているわけです。

大切なのは、行動には何かしら意図がありその行動は本人にとっては、肯定≒前向きだったりするわけです。

寝っ転がってるのに、前向き!?と思われるかもしれませんが、それはあくまでも親からの視点。
本人の視点から見ると、少しでもおもちゃのGET率を高めるための超前向きな行動になります。

この視点の違いを認識せず片方の視点、この場合親からだけで見るとカミナリを落としてしまい、微妙な親子関係になります。

ポイントは、

全ての行動は肯定的意図があること認識しておくこと。

仮にそれが自分にとっては不都合であっても。

大人の我々からすると、受け入れがたいことも、子どもの視点(他者)からだと全然OK!というこも多々あります。

そんなの分かってるよぉ~と、みなさんの心の声が聞こえそうですが…
相手との良質な関係を創るには、相手を正しく認知することはとても大切。

朝寝過ごして学校に遅刻してしまう子も、単純にもう少し寝たい…という意図から発生します。
寝過ごしたらダメというのは、親の観念=考え方であり、本人にしては、”ダメ”と思っていないこともあるわけです。

この相手の行動の”前提”を認識することで、自分自身がとても楽になりますし、相手を受け入れやすくなります。

とはいえ、遅刻はダメじゃん!と思われると思います。
その通りです。

その場合は、子ども自身に時間どおりに学校に行くための、肯定的意図が必要となります、

例えば…
・早く着くことで校庭で遊べる
・友達とおしゃべりできる
・静かな校舎でのんびりできる etc

上記の限りではないのですが、この意図を一緒に見つけてあげるのが、親子のコミュニケーションだったりします。

“早く学校にも行けたとしたら、何が楽しみ?”
“今いつもより早く学校につきました。今から何をすると楽しく1日過ごせる?”

といった早く学校に着いている前提の質問をしてあげると、子ども達も答えやすいと思います。

今日の内容をまとめると…

全ての人間の行動は肯定的意図によって行われる。
これを知ることで、手の立場にたった物の見方が出来るようになるので、より相手に優しく相手を想った行動を取ることが出来る。

とはいえ、突発的に叱っちゃったりします。
これには訓練が必要です!(苦笑)
忍耐強く子ども達と向き合っていきましょう。

人は常にその人なりに肯定的な意図で日々活動しています。

この内容は、過去に「FLOWメールマガジン」にて配信されたものです。
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この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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