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11月度NLA「お金の教育」を開催しました

徳谷 暢子

11/13(日)

11月度ネクストリーダーアカデミーを行いました。

テーマは『お金の教育~なぜお金は大切か?を学ぼう~』です。

今回はりそな銀行箕面支店とFLOW NLAのコラボで行いました。

成人年齢が引き下げられ、18歳から保護者の同意なくクレジットカードを持つことができるようになるなど、

より若い年齢から、扱える金額の幅が大きくなり、自分でお金について判断できる場が多くなりました。

 

それに対し、クレジットカードのほか、現代では交通系をはじめとする電子マネーも数多く登場し、

昔よりもお金(現金)を見る機会が減っています。

 

改めてお金について、「お金って大切なもの」「お金ってどこから来るの?」

「お金は自動で増えるわけではない(有限)」「欲しいものを買う=大切なお金を使う行為」

ということを学んでもらい、そのうえで、欲しいものがあるときはどうするかを考えてもらいました。

 

今回もクイズやゲームを挟んで学んでいきました。

『昔、お金として使われていなかったものは次のうちどれでしょう?』

というクイズでは、季節物であり腐ってしまったりするどんぐりを例に、

 

『物の価値を表すための“お金”は、価値が変わらないものである必要がある』

ということを学びました。

 

また、こちらの写真は実際に今回使用したゲームの用紙です。

 

もともとりそな銀行で子どもたち向けとして使われているものにFLOW版として一工夫。

「おうちの人から1000円もらい、その1000円で文房具を買ってくるおつかいを頼まれました。1000円で文房具はどれだけ買えるかな?」というもの。

選択肢にあるのは文房具だけではなく、お菓子、そして貯金をするという選択肢も含まれています。

みんなそれぞれで選んだもの、使った金額はもちろん違いました。

 

この写真のように、何度も計算して、きちんと文房具を選びながらも大好きなポテトチップスをたくさん買った子、

文房具は最小限に、貯金を選んだ子、

渡された1000円ぴったりになるように選んだ子、

欲しいものを選びすぎてオーバーしてしまい「あれ?」となった子、

 

どれが正解、不正解を言うのではありません。

どんなふうにお金を使ったかな?

どれだけ買えるかわかるかな?

計算しながら選ぶのか、ある程度選んでから計算するのか、それぞれのやり方が見えました。

 

中には、「あれ?オーバーしてる?もっかい計算!、、、あれ?もっかい計算!もっかいしたら1000円かもしれないし!」と、希望を持って計算するという一コマも!

あきらめない心!すばらしいですね!

 

ここで学んでほしいのは、「持っているお金の範囲内でしか買えない」ということ。

お金が足りなければ欲しいものに優先順位を付けないといけない。

そうすると、本当に欲しいものなのかどうかということにも考えが行く。

そんなに欲しいものじゃないなとなったら、貯めておくという選択肢もある。

などなど、自分の選択だけでなくお友達の選択からも学べます。

 

そしてゲームをしたあとは、お話(絵本)を通して、お金ってどんなふうに自分のもとにやってくるのか、

それはどう流れていくのかを学びました。

 

 

これらを踏まえて、欲しいものがあったときにはただおねだりをするのか、

それ以外にどんな方法で手に入れられるのかそれぞれ考えて発表しました。

 

 

「お手伝いをしてお金を貯める」

「全額は難しいから、自分のお金とおうちの人のお金で買って、買ってもらったらお手伝いをがんばる」

「テストで100点を取ってご褒美に買ってもらう」

いろいろな意見が出ました。

 

ただ「買ってー!」というのではなく、大切なお金、どんなことになら使っていけるのか、

頼むときも、自分で使うときも考えられる人に。

その第一歩としての今回のプログラムでした。

 

ありがとうございました★

 

 

 

NLAについてはコチラをご覧ください。

 

 

 

この記事の書いた人

徳谷 暢子

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