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「やる気」のでどころは??

花城 康貴

こんにちは。

チャイルド・アイズのインストラクター杉本です。

今年は自粛生活もあり、あっという間に梅雨に入りましたね。

気温が高く湿気も多いとなると、不快感指数はぐんぐん上がり・・・

湿気に弱い私は慌ててクーラーの掃除に取りかかりました。

億劫ではありましたが…『これを頑張れば快適さが待っている~』という思いで、滴る汗にも負けずにお掃除できました(;´Д`)

「先の展開がわかること」「終わりが見えていること」は、大人であっても、“やる気”に大きく影響してきますよね。(先が見えているからこそ、モチベーションが下がることもありますが…)

そして、まだまだ先の見通しができないのが子どもです。「今」を思いっきり生きていますもんね((´∀`))  なので、年齢の低い子供であれば、この“やる気”を自分でつくりだすということが、とても難しいことなのだと思いませんか??

親は子供に、ついつい何でも“やる気”を求めてしまいがちですが、いわゆる“スイッチ”を入れるには、お手伝いが必要ですよね。

では、どんなお手伝いが必要でしょうか??

まだ経験値の低い子供は、「予測する」ことが上手にできません。

必要なお手伝いは、

●終わりを可視化すること(量の可視化)

●この先の展開に期待をもたすこと

です。

先日の年少さんのレッスンでは、少しのお手伝いで子どもたちの“スイッチ”が入り、驚くほどの集中力をみせてくれました!

この日のカリキュラムは『正三角形』で、6枚の正三角形片を使って形を合成していくものでした。たくさん図形に触れて・動かして、正三角形の特徴を理解し図形の能力を高めていくことが目的です。

教材としては№1~8の台紙を使って図形の合成をしていくのですが、年少さんはまだまだ集中が続かず途中で飽きてしまうことも…

なので、「今日はこんなのを持ってきているよー!」と先に紹介してみたり、「のこりは2枚だね!」などの声掛けを行い、また、できたものをWHボードに貼って達成感も感じてもらいながらレッスンを進めます。これが<●終わりをに可視化すること>になります。

声掛けには注意も必要です。「こんなにもできない!」「たくさんあって嫌だな…」と感じさせてしまってはいけません。そこに“ワクワク”をプラスしていきます!

今回は、1枚終わったらそこにスタンプを押せることにしました!子どもはスタンプやシール貼りが大好きです。これが<●この先の展開に期待をもたすこと>になります。

終わらせてからスタンプを押す、台紙にだけ押す(机や壁などには押さない)、というルールは設定して取り組みます。

すると…あっという間に教材8枚を終わらせ、発展問題まで合計10枚以上の問題に取り組めました!すごい!!

最初はスタンプ目当てですが、レッスンでは報酬だけが目的とならないように講師が上手く導きます。なので、たくさん取り組むうちに達成感も感じるようになるのです。

「外発的動機づけ」を上手く利用することで「内発的動機づけ」へとシフトしていきます。

※「外発的動機づけ」報酬を目的としたやる気

※「内発的動機づけ」おもしろい、楽しいなど自分の内側から湧き上がるやる気

このように“やる気”にもいろいろあり、でどころも違うのです。

このような目でみてみると、新しい気づきがあるかもしれませんね。

次回は、もう少し詳しく「外発的動機づけ」「内発的動機づけ」のついてお話していきたいと思います。

育てたいのはどんな“やる気”ですか??

 


箕面市にある、知育(1歳から)・小学校受験・小学生の思考力育成教室
『チャイルド・アイズ箕面校』 072-734-7692
箕面市西小路3-1-15 2階(箕面市役所の東向かい。1階にパン屋『カラン』さんがあります)
火曜~土曜 10時~18時 (日月祝と年末年始・お盆休暇のぞく)

 

 

 

 

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この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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