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NLA開催│子ども達が考える東日本大震災を忘れないためのアイディアとは?

花城 康貴

3月度NLAを開催しました。
今回は現役大学生のインターン生との
共同開催。

インターン生から見た今回のNLAは
また彼らが記事が出来ますので
そちらも確認いただけると幸いです。


NLAではよく問いを中心に置いて
ワークショップを開催します。

今回の中心となる問いは以下。

問い:あなたは、東日本大震災を風化させないために
どんなことが出来ると思いますか?

なぜ、このテーマを選んだのか?

正直、私自身が風化を
肌で感じているからです。

震災は東京で経験しました。

当時、スーパーで食料品が無くなったり、
余震の中、長女の出産に立ち会ったりと
体験はしているのですが、時間と共に
忘れているのを感じたためです。

そして、東日本大震災はその時に
生まれていた/まだ生まれていない
関係なく、日本に住んでいる人には
知って方が良いと強く思っています。

なぜなら、社会は過去の延長線から
出来ているからです。

これから色んな事にチャレンジしていく
子ども達だからこそ過去、どんなことがあり
繰り返さないためにどんなことを
行えばよいのか?を自分の意見として
持ってほしいためです。

今回も最後にプレゼンテーション

  1. なぜ、東日本大震災を風化させては
    いかないか?
  2. 風化させないために私が出来ること

この2つの問いです。

ただ、直接的に東日本大震災を経験した
子ども達はいません。

しかし、当時、まだ小学生低学年でかつ
地震経験者がいるので
それを情報として知ってもらいました。

風化させない行動

また、風化させない具体的な行動として
私達からいくつかの提案を出し
子ども達にもその中から選択したり
自分なりの行動も考えてもらいました。

それには、被害者の話を聞く、
募金を行う、黙祷を行う等があります。

プレゼンテーションの成果

得た情報を聞くだけではなく、
紙に書き出して、それを発表する
この一連のサイクルには
強く学びの効果性を感じます。

より我が事になる感じです。

ちょうどこれから春休みなので、
防災センターに行って地震を体験する
ワークショップに参加してもらうなども
提案内容に入れているので、
ちょうど実践しやすいかもしれません。

NLAに複数回来てくれているメンバーは
少しずつ自分の言葉で発言が出来ていることに
大きな成長を感じました。

たった数分のプレゼンテーションかもしれませんが、
人前に立つ、大きな経験です。

仮に人前に立てなくても、大丈夫。
自分が出した意見はちゃんと別の手段で
発表を行っています。

両極がある

最後にお伝えしたのは、
メインテーマとして”風化させないためには?”でしたが、
実は世の中には”忘れたい”人もいることも伝えています。

子ども達にバランスを持ってもらいたく
最後にこういった人もいるかもしれません、と
お伝えしています。

次回は平和と戦争

3月ということもあり、東日本大震災が
トピックスでしが、4月はウクラナイナ侵攻を受けての
平和と戦争になります。

平和な時、平和ではない時、
自分の周りはどの様な変化が起きるのか?
この視点で平和と戦争を体感して欲しいと思います。

また、最後まで楽しくもらうために
平和の象徴である鳩をの折り紙を作りたいのですが、
動きがある鳩をみんなで制作したいと思います。

開催日は4月20日日曜日、朝9時からです。
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この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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