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東アジア共同体 視野に

花城 康貴

「アメリカやEUにも対抗しうるアジアの経済連合が必要なんです!!」
と自分は灼熱地獄だった今年の東京のとある一室で、何度か面接官の前でこの事について熱く語っていたわけですが(確か同時にEURO2004の話もしてた)、すでに世界は自分が想像していたより前に進んでいたようです。 
情報源は11月30日の日本経済新聞。 最初はスクラップしてたんですが、特にスクラップブックも準備せずただ記事を切り出して机に上に置いていたので、「(そのうち絶対ごみと間違って捨ててしまう)」と気付いたので本文そのままblogの方にコピーすることにしました。 
正直この記事を見つけた時はそれこそ キターって感じでかなりはしゃいでたりしてたんですが、ひょっとして知らなかったのは自分だけ?と最近思ったりもします。(そうだったらかなり恥ずかしぃ・・・)
世界での経済競争の点から、問題が山積みだとしても今からでもアジア諸国は共同体といった枠組みを考えて行動していかないと自分達がリタイアするころには米国、欧州などに大きなが差がついてしまうのでは?というのが私見でこれから働きだす上で心配している要素の1つです。まぁ裏を返せばアジアがガラリと変わるこの時に動ける、働けるというのはめっちゃ楽しそうとも思っています。 
以下、記事の引用。

【ビエンチャン=宮内禎一、川瀬憲司】

    東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓を中心とする「東アジア首脳会議(サミット)」の来年開催がようやく決着した。サミットは東アジア共同体構想への出発点となるが、参加国の範囲など課題は積み残した。東アジアでの主導権をめぐりサミット開催決定でもあらわになった各国の思惑の違いが今後も尾を引きそうだ。
    東アジア共同体構想が急速に現実味を帯びてきた背景には、自由貿易協定(FTA)交渉が進み域内の協力が深まってきたことがある。共同体を後押しする役割を担うのがサミットだ。
    「マレーシアで来年、東アジアサミットを開催する合意に達した」–同国のアブドラ首相は29日、ビエチャンで記者団を前に笑みを浮かべて発表した。 27日のASEAN外相会議ではインドネシアが来年に開催に強く反対、決定見送りの公算が大きくなっていた。
    しかし同じイスラム国であるマレーシアのアブドラ首相のメンツを考慮したインドネシアのユドヨノ大統領は、29日午前のASEAN首脳会議では反対せず、開催が土壇場できまった。
    ASEAN内では来年開催に賛否両論があった。ASEANの盟主の座の回復を狙うインドネシアは、サミットや東アジア共同体が実現すると日中韓が主役でASEANは脇役になると考え、最も強硬に反対。経済だけでなく政治や安保も中国の影響力が強まるのを懸念し、ベトナムなども消極的だった。
    一方、マハティール前首相が同じ枠組みの東アジア経済共同体(EAEC)構想を提唱してきたマレーシアは一番前向きで、タイも推進派。フィリピンのアロヨ大統領も「共同体は米国や欧州連合(EU)に対抗しうる強力な経済連合になれる」と期待を表明した。
    サミット開催をめぐり分裂するよりも結束を演出することで、共同体構想で主導権を確保しようというのがASEANの最終的な選択だった。 日中韓の思惑もばらばらだ。
    最も積極的なのは中国。東アジア共同体の創設を一貫して支持してきた。ASEANの「ゲスト」でなく対等の立場になることで、地域での影響力拡大の足場を築けるためだ。サミットでは早くも第二回議長国に名乗るを上げている。
    中国に主導権を握られたくない日本は共同体のたたき台づくりでまず主導権を確保し、マレーシアでの第一回サミットの共同議長国にも意欲を示す。
    しかし日本は手放しで東アジア共同体にまい進するわけではない。米国が東アジアだけでの関係強化を警戒するのに配慮し「排他的にならないように」(外務省幹部)という点を強調する。
    サミットの参加国や開催頻度など詳細は未定で、問題は山積している。インドのシン外相は日本経済新聞の取材に「東アジアサミットに参加したい」と述べたが、参加国が多すぎるとまとまりが取れない恐れもある。
    とはいえサミットは東アジア共同体実現の有力な手段になりうる。中国の温家宝首相は29日の日中韓とASEANの首脳会議で東アジアFTAの研究が始まることを評価が、こうした動き1つ1つが共同体構想の前進につながる。

この記事の書いた人

花城 康貴

(FLOW代表)

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