【教室長レポート】はじめてのテスト会で見えた“伸びしろ”──ペーパー/運動/巧緻性/工作まで

保護者さまへ。チャイルド・アイズ箕面校 教室長の寺門です。
11月3日(月)開催の小学校受験適性テスト&巧緻性講習会は今の力を見極めて次の一歩を明確にする場として実施しました。多くのご家庭が抱える「受験できるのか」「続けられるのか」という不安を、観察→言語化→小さく反復の流れで具体策に変えていきます。
1. 最初の不安を“見える形”に
抽象的な不安は行動につながりにくいものです。当日の様子をもとに**「できたこと/難しかったこと」**を切り分け、練習テーマを明確化しました。
不安は自然な出発点です。まずは事実ベースで「いま何ができて、何に苦戦したか」を一緒に整理します。
2. 実施した領域と観察ポイント
今回のテスト会では、ペーパー/運動/巧緻性/工作を実施しました。いずれも受験準備で基盤となる領域です。
■ ペーパー
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観察:指示の受け取り、設問への取り組み姿勢、見直しの有無
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伸びしろの見つけ方:時間内の配分、最初の数問の立ち上がり、設問形式ごとの強弱
 
■ 運動
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観察:合図への反応、動きの切替、順序の記憶
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伸びしろの見つけ方:合図→行動までのラグ、最後までやり切る持続、並び替え・リズムの理解
 
■ 巧緻性
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観察:姿勢、手先の使い方、指示通りの手順で進められるか
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伸びしろの見つけ方:つまむ/通す/折るなどの操作精度、焦りが出た場面の対処
 
■ 工作
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観察:材料の扱い、工程の見通し、片付けまでの一連の流れ
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伸びしろの見つけ方:手順の先読み、道具の安全な使い方、完成に向けた時間管理
 
3. 典型的なつまずきと、お教室からの支援

はじめの段階では、座っていられるか/先生の指示を受け取れるか/初めての集団で落ち着けるかといった行動面がテーマになりやすいです。当校では次の方針で伴走します。
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お子さまに合った個別の対処法をご提案
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“難しい場面”を意図的に繰り返す設計で少しずつ乗り越え
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ご家庭向けに声かけと関わり方の具体アドバイス
 
「今は難しい」が見えたら、それは伸びしろが特定できたというサインです。
4. 初回“結果”の受け取り方
思い通りにいかないことは珍しくありません。大切なのは、
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できた点=強み(自信の種)
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難しかった点=次の練習テーマ(伸びしろ)
この2つをはっきり分けて記録し、次回の練習に結びつけることです。なんとなくの感想より、次にやることが明確な状態が前進につながります。 
5. 今日からできる小さな一歩
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不安を項目を明確にする(座る/指示理解/集団 など)
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テスト会の振り返りを**「できた/これから」で二分する
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各領域(ペーパー/運動/巧緻性/工作)で小さく繰り返す練習を設定
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一定期間後に同じ観点で再チェックして変化を確認:お教室が開催する他のテスト会の参加
 
次回のご案内
12月「力だめしテスト会&小学校受験体操講習会」を予定。現時点の力を確かめつつ、指示の受け取り・集団でのふるまいも併せて確認できます。まずは体験レッスンで不安を言語化し、当日に向けた準備の道筋を整えましょう。
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